こんにちは。アメリカ在住駐妻のMOMAです。今回はこっちに来てから1年くらい細々と続けているBUYMAについて紹介したいと思います。
最近CMもやっているのでご存知の方も多いかと思いますが、BUYMAとは海外ファッション通販サイトの事で、日本のお客さんから買い付けのリクエストを受けて海外に住んでいるバイヤーがそれを買い付け、検品、梱包、配送するというものです。
日本の購入者は、日本の専門店で買うよりも安く買えたり、日本未発売や完売してしてしまった商品を手に入れられるという点でメリットがあります。
また、販売側としては手数料として利益を上げられる事はもちろんのこと、BUYMAには在庫を持たなくて良いというメリットがあります。メルカリをはじめとするいわゆる”せどり”を行っているサイトの多くは在庫をあらかじめ持っておく事が必要とされます。
BUYMAは在庫を抱えて負債を負うという心配がないので気軽に始められるところが良いサービスなんです。ものは試し!と私もこっちにきて2か月後くらいにやり始めました。
BUYMAをやってよかったこと
総利益は1年で20万円くらいなので金額としては今ひとつなところですが、私はやってよかったな〜と思っています。理由はざっくり3つあります。
理由1 お小遣い稼ぎ&クレカポイント溜まる!
まず、振り返ってみると20万ほど利益が出たのは嬉しかったです!塵も積もればなんとやら(^ ^)気が向いたときに出品していた感じなので、多分週あたり3,4時間の作業時間だと思います。そう考えればまあ悪くない金額でしょうか。
あと私の場合、アメリカの自分のクレカを持っていないので日本のクレカを使っています。エポスのゴールドなのですが、年間100万円使うと1万ポイントをもらえたので、なかなかクレカのポイントも侮れないなと思いました〜
(サイトによっては日本のカードだと弾かれちゃう場合もあります。そんな時私はPayPalを使っていました。)
理由2 コミュニケーションの場になる
今でこそインターンへ行ったりESLの友達とたまに会ったりしていますが、平日夫が仕事行ってしまうと誰かと接する機会というのが本当に少ないんです。出不精というのも大いにありますが、来たばかりの頃は友達もいないし、日本語も恋しいわで。。なので購入だったりコメントが来ると毎回少しテンションが上がっていました。ここはめんどくさいと感じるかは個人差があるかもしれません汗
理由3 友人へのプレゼント選びがスムーズになる
日本より安く買えるもの、もしくは日本に無いものを売らないと売れないので市場調査というものをやりました(ネットサーフィンともいう)例えばCOACHだったりラルフローレンだったりトミーヒルフィガーは日本よりも価格が安く、よく使いました。特に男女問わず、ラルフローレンをよく贈っていたかな。
いろんな障害があっても意外とイケる
ネットビジネスってなんか怖いし、英語に自信もないし、私にできるかな?と思っていましたが意外とイケました。
英語に自信がなくても大丈夫!
英語力に自身がないから、在庫確認とか買い付けとか出来るか不安…という方、大丈夫です!なぜなら私自身英語力が無いながら、続けられていますd( ̄  ̄)ドヤ
戦略として、私はネットで購入できる商品しか出品しておりません!そうすれば電話で店舗の在庫を聞く事もないですし、アメリカのECサイトはチャットシステムがだいたい付いているので、もし質問等をお客さんからされたらチャットを使っていました。文章なら多少時間かかっても大丈夫ですし、グーグル先生にお世話になることもできます。
ただ配送料がかかるサイトも多いので、店舗ピックアップしてコストダウンをすることはありました。Macy’sやUrban Outfittersなどです。その際も受け取り店舗に行って名前を言うor注文画面を見せればOKなので全く問題ありませんでした。
外出しなくても発送できる
BUYMAはUSPSという配送会社(日本でいう日本郵政のような大きい配送会社)と提携を組んでいて、通常の発送料金より少し安く商品を送る事ができます。
そしてこのUSPSがすごくて!何と自宅まで無料でピックアップに来てくれるんです。アプリを使って前日の深夜2時(深夜2時だからもはや当日)までに予約をしておけば、翌日引き取りに来てもらえます。ピックアップの場所も指定出来るので、一日中家にいるようであれば「knock on door」で良いですし、私の場合アパートに住んでいるので引き取り場所を「reception」にして、当日朝に受付の方に預けています。
↑これをするには事前払いの送り状を自宅で印刷して荷物に貼り付けておく必要がありますのでご注意を!
ちなみにこのアプリ内で荷物の配送情報をみることができます。ピックアップを利用しない方でもBUYMAを始める際はインストールした方が良いです!!
日本にもこのサービス欲しい〜て感じですが、Amazonとかのネット通販が広く普及していて配達員の数も充実しているアメリカならではなのかな〜
子供がいて外出できないし時間もあまり取れない…という方こそアメリカでBUYMAをするのは良い選択肢なんじゃないかなと感じます♬
【登録必須】キャッシュバックサイト
私のようにネット購入をよくするならキャッシュバックサイトを経由した方が絶対良いです。有名どころでRakutenとMr.Rebatesがあります。私はどっちも登録してキャッシュバック比率を見てその都度使い分けています。
これもスマホのアプリでインストールしておく事をおすすめします!使い方はとっても簡単で、キャッシュバックサイトの中から利用したいECサイトを選んで買い物すれば自動的にキャッシュバックされます(金額が確定するのに1週間くらいかかります)
日本だとあまりキャッシュバックサイトというものを耳にしないので、本当に無料なのか怪しんでいましたが、RakutenなりMr.Rebatesが私たち消費者を、登録している企業のサイトに流している紹介料で運営されている仕組みなのだそう。企業間でのアフィリエイトみたいなものですね。
なので臆せずじゃんじゃん使いましょう♬笑 個人的にはRakutenの方をよく使っています。というのもRakutenの方はたまにキャッシュバック比率が2倍3倍になることがあるからです。
BUYMA以外の買い物の際も使っているので正確な数値ではありませんが、だいたい1年で150〜200ドルくらいキャッシュバックがもらえました。
とはいえ稼ぐのはやっぱり大変
ネットで検索すると「BUYMAで楽々稼ぐ」みたいな広告やブログをよく見かけますが、実際ガッツリ稼ぐのは難しいと感じます。
信用作りが大変
初めから上手くいく人ももちろんいるのですが、私の場合、最初1か月は全く売れず。。成果が出なくて1週間くらい放置して、諦めようかなと思ったところで発注が入りました。
ネットで「BUYMA」で検索をかけると予想検索上位に残念なことに「偽物」と出てきます。顔の見えない取引ですし、ブランド物は価格も高いのでやりとり件数が無い人から買うのは怖いというのは当然の心理だと思います。
1件目がいつ売れるかは運次第ですが、たくさん出品するに越したことはないと思いますのでめげずに継続しましょう!
組織作りが必要
一人で収益を月10万以上あげるのは、よほど高単価のものを売るかチーム制を組む必要があると思います。
クラウドワークスやランサーズでといったクラウドソーシングサイトで「画像編集&出品」の仕事や、「現地買い付け&発送代行」の募集をよく見かけます。
私は一人でしかやっておらず、もうすぐ帰国になるので外注さんに頼ることは無いですが、もし収益をどんどん上げたいというのであれば必須になるかと思います。
今後、組織化まで視野に入れてBUYMAに取り組んでいこうという方は、いきなりBUYMAを始めずに上記のようなクラウドソーシングで受注者としてスタートしてみるのも近道になるかもしれません。
最後に
以上、少々長くなりましたが、BUYMAについてこの1年の経験で思うことについて書いてみました。利益として大した事ありませんが、BUYMAは腰を据えれば稼げるビジネスだなと感じています。
私はまもなく帰国なのでやめちゃいますが、やってみるといいよーていうのを誰かに伝えたくてこの記事を書きました。どなたかの参考になれば幸いです。
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